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※医師やスタッフの肩書き/氏名は放送時点でのものであり、現在は変わっている可能性があります。

武田病院循環器センター部長 木下法之先生 
ABC放送「健やかライフ」(11/23~11/27)に出演

出演者

武田病院循環器センター部長 木下法之先生
パーソナリティー:三代澤康司さん
桜井ういよさん

狭心症 パート2 (11月24日放送)

狭心症の症状は。

典型例は階段を上ったり、重い荷物を持ち上げた時に出るのですが、症状の現れは人様々です。特に、胸が痛いという人は意外に少ないのです。一番多いのは胸が抑えられるような感じ(胸部圧迫)、首が詰まるような息苦しさ、左肩に感じる圧迫感や痛み(放散痛)、奥歯が痛いという人もあります。

痛みは長く続くのですか。

普通は安静にしていれば、数分から10分ほどで治まります。ただ、15分から数時間も続くようなケースでは、狭心症よりも急性心筋梗塞が疑われます。こういった症状の場合、ニトログリセリンや亜硝酸剤をなめると軽くなると言われています。

どういう時に起こるのですか。

暖かいところから寒い場所に移動した時、脂濃いものやアルコールを摂取した時や重い荷物を持った時、階段を上がるなどした時に起こりやすいのです。例えば、寒い日に暖かいレストランなどで食事をした後に、荷物を持って寒い所へ出た時に、こういう症状が起こりやすいので要注意です。

年末年始、特に注意しなければいけないのですが、検査方法は。

一般的に心電図や胸のレントゲン写真、心臓の超音波検査を行ったり、心臓の運動負荷検査を行うこともあります。例えば、トレッドミル検査では患者さんに運動をしてもらい、心電図や血圧の変化を見て診断します。また、マルチスライスCT検査では、心臓の表面を走っている冠状動脈を映し出して、動脈硬化がどの程度進んでいるかを調べることができます。

冠状動脈がポイントになるのですね。

冠状動脈が動脈硬化を起こして血管が細くなる状態がわかるのです。

他には。

心筋血流シンチグラフィーでは、運動した後に心臓の筋肉が酸素不足を起こしていないかがわかりますし、MRIもあります。これらの検査で異常がみつかれば、心臓のカテーテル検査を行い、カテーテルを血管の中に入れることによって冠状動脈を見ることもできます。

運動後にわかるのは。

安静時の検査では異常が出ないことが多く、運動後に検査することで顕著に現れるからです。患者さんが急に動いたり、運動、自転車を漕ぐことによって症状や検査異常を誘発することができます。

寒いシーズンを迎えて家の中でも起こる可能性がありますね。

特に、寒い朝にトイレへ行かれる場合になどには注意する必要があります。本人には気がつかなくても突然起こることもあります。

心筋梗塞(11月25日)>>


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