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※医師やスタッフの肩書き/氏名は放送時点でのものであり、現在は変わっている可能性があります。

武田病院循環器センター部長 木下法之先生 
ABC放送「健やかライフ」(11/23~11/27)に出演

武田病院循環器センター部長 木下法之先生
パーソナリティー:三代澤康司さん
桜井ういよさん

狭心症 パート1 (11月23日放送)

心臓病で一番多いのは。

虚血性心疾患です。心臓に栄養と酸素を送っている冠動脈という血管が、血液を送れなくなって、心臓が酸素不足になる病気です。狭心症は心臓の表面にある冠状動脈の動脈硬化によって血液が十分に流れなくなって起こり、心筋梗塞は冠状動脈に、動脈硬化によってできたプラークが破たんをし、血栓によって血管が詰まってしまい、血液が流れなくなってしまうのです。このため心臓の筋肉が壊疽を起こして、不整脈や心破裂を来すこともあります。

どういう人がかかりやすいのですか。

心筋梗塞は男性に多く見られます。女性は女性ホルモンの関係で動脈硬化が起こりにくいのですが、閉経後の人は動脈硬化が起こりやすく、高齢者の場合には心筋梗塞を起こす人が増えてきます。ですから、男女を問わず、75歳を過ぎると心筋梗塞が起きて命にかかわる危険性が高くなってきます。

最近の傾向は。

メタボリックシンドロームやコレステロール血症、糖尿病の患者さんが心筋梗塞にかかる頻度が増えています。虚血性心疾患の患者さんの中には、以前から生活習慣病(高血圧、脂質異常、糖尿病)になって、最終的には心筋梗塞など虚血性心疾患への道をたどることになります。生活習慣に気を付けて、早めに予防することが大切になります。

日本での特徴は。

心臓疾患は日本でも死亡率は高く、ある調査ではがんが26%、心臓疾患が14%、脳卒中が11%になっています。LDLコレステロール値が高いと動脈硬化が進むというデータがあり、日本人のコレステロール摂取量は1980年代から増え始め、現在ではアメリカ人の摂取量を追い抜いています。特に15歳から20歳代の若者のコレステロール摂取量が高いのが特徴です。以前は日本人は西洋人に比べて動脈硬化になりにくいと言われていましたが、若い人たちのコレステロール値が高くなっていることで、将来、血管障害や心臓疾患にかかる人が多くなってくると考えられています。

LDLコレステロール値とは。

LDLコレステロールはコレステロールの数値を見るのに一番いい指標で、特に動脈硬化が進展する危険性が高い悪玉コレステロールなのです。LDLコレステロールが140㎎/㎗を超えてくると危険性が高くなります。

狭心症 パート2 (11月24日放送)>>


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