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尿管結石
武田総合病院 泌尿器科部長 山田 仁
尿管結石とは。
腎臓から膀胱に尿を送り込む尿管に石ができる病気を尿管結石といいます。老廃物をたくさん含んだ尿が過飽和状態になり、溶けきれなかったものが結晶となって成長すると結石として認識されます。結石は小さいものでは2、3ミリ程度で、大きいものだと2センチ以上のものもあります。特に40代以上の男性に多く見られます。症状は刺すような激しい痛みが突然起こったり、背中の鈍い痛みやどす黒い血が混じった血尿が出たりします。
治療方法は。
結石が小さい、あるいは腎臓の中で止まっている場合、水分摂取や点滴、薬などで様子をみます。5ミリを超える結石は、体外から衝撃波を当てる体外衝撃波砕石術で治療し、結石の大きさや発生場所によっては内視鏡での治療をします。尿管結石を放置し続けると腎臓に大きな負担がかかり、腎臓を悪くしてしまう可能性がありますので、腎臓を悪くしないために適切な治療が必要です。
再発を防ぐには。
予防の一つとして食生活の改善が大切です。特に、結石の原因でもあるシュウ酸の過剰摂取に注意してください。シュウ酸をとる場合は、カルシウムも同量とるように心がけてください。また、一度結石ができた人は再発率が高く、ステロイドを飲んでいる人や夕食から就寝までの時間が短い人、メタボリックシンドロームなども原因とされています。きちんとした生活習慣や食事療法は、結石予防にもつながります。







