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メディア登場

京都新聞朝刊より

※医師やスタッフの肩書き/氏名は放送時点でのものであり、現在は変わっている可能性があります。

武田病院健診センター 所長 桝田 出

糖尿病

武田病院健診センター 所長 桝田 出

糖尿病の合併症は。

糖尿病の人は、合併症のために男女とも10年ぐらい寿命が短いと言われています。最近では、予備軍でも心筋梗塞症や脳梗塞などの動脈硬化症と関連があることが分かっており、さらに糖尿病が進むと網膜症、腎症、神経障害などの合併症が起きます。糖尿病網膜症のために年間約3500人が失明されており、失明原因の第2位です。また、腎臓の働きも悪くなり、最終的には透析治療に至るほか、神経障害の症状として、足のしびれやこむら返りなどが起きます。

治療法は。

脂肪には、皮下脂肪と内臓脂肪があります。そのうち腹部内臓脂肪がとりわけ体に悪影糖尿病の治療の基本は、食事療法と運動療法です。食事療法のこつは、食物繊維が多い野菜やキノコ類を食事の前半に食べることです。するとおなかがいっぱいになって他のものが食べられなくなり、食後の血糖値も抑えられます。運動は「有酸素運動」が最適で、例えば、歩行や早足を1回30~60分間、週3~5日ぐらい行ってください。

薬物療法は。

近年、血液中のヘモグロビンA1cの測定値を重視するようになっており、通常7%を超えると薬物療法を開始します。最近の研究では小腸などから分泌されるインクレチンが注目されています。これは膵(すい)臓に働きかけてインスリンの分泌を促し、血糖値を下げる作用を持つホルモンの総称です。このインクレチンの働きを強化する治療薬の開発が進められています。糖尿病は一生付き合う病気ですが、自己管理さえしっかりすれば、決して怖い病気ではありません。


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