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メディア登場

京都新聞朝刊より

※医師やスタッフの肩書き/氏名は放送時点でのものであり、現在は変わっている可能性があります。

武田病院画像診断センター センター長 林田 孝平

がんの画像診断 発見にPET/CT有効

武田病院画像診断センター センター長 林田 孝平

がんの検診には。

PET(陽電子放射線断層撮影法)で約8割のがんが発見できます。頭頚(けい)部、甲状腺、肺、食道、大腸、すい臓、子宮、卵巣のがん、及び悪性リンパ腫が保険適応になっており、がんの検出の有効性が確認されています。検出困難ながんは前立腺、胃、腎臓がんなどで、前立腺がんではMR(核磁気共鳴画像)を併用して診断し、胃がんではペプシノーゲン検査が検出の手助けとなります。

PET/CTとは。

がん細胞は他の細胞に比べて多くのブドウ糖を消費する性質を利用し、ブドウ糖に似た検査薬剤(FDG)の異常集積を見てがんを検出します。ただ、集積像だけでは場所の同定ができないため、PET/CT装置ではCT(コンピューター画像診断)を併せて、がんの形態や解剖学的位置を判定します。特に小さな肺がんではFDGの集積が少ない場合もあり、CT画像を融合することで、PETだけでは見つからない、より小さながんも検出できます。

発見できるがんの大きさは。

がんはFDGの集積増で検出します。集積程度はがんの大きさよりも、腫瘍(しゅよう)の中の細胞の量に関係します。細胞密度の高いがんは小さくてもはっきり映し出されますが、細胞密度の低いがんは集積も低いので、小さながんの検出は困難です。しかし、おおむね1センチ程度の大きさがあればPETで検出されています。無症状でもがんが見つかる場合がありますので、PET/CT検診をご活用ください。


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