※医師やスタッフの肩書き/氏名は放送時点でのものであり、現在は変わっている可能性があります。

糖尿病
東山武田病院 院長 葛谷 英嗣
糖尿病はなぜ増えているのですか。
そもそも日本人は糖尿病を発症しやすい遺伝子を持っているといわれています。これに、生活習慣の変化、人口の高齢化が加わったことが原因と考えられます。近年、われわれの食習慣は随分変わりました。以前のように身体を動かさなくなりました。肥満も増加しています。2型糖尿病の増加は世界的な傾向で、特にアジアで急増しています。
症状は。
糖尿病にはいくつかの種類がありますが、大部分は生活習慣と関連して発症する2型糖尿病です。これは初期にはほとんど症状がないことが特徴で、健診で発見されることが多いのです。糖尿病を持つ人の約3分の1は自分が糖尿病であることに気づいていないと言われています。
予防と日常の注意は。
予備軍と診断されたら適正な体重、運動習慣の獲得、維持に努めることです。これらは糖尿病の発症予防に有効です。特別な運動をしなくとも、日常生活で身体活動の増加に気をつけるだけでも違います。健診を受けることは糖尿病の早期発見につながります。忘れてはならないのは、早期であるほど治療は簡単で、成果も大きいことです。糖尿病で現在治療中の人は、決して治療を中断してはいけません。糖尿病のことをよく知り、自己管理していくことが治療で成果を上げるためのカギとなります。







