※医師やスタッフの肩書き/氏名は放送時点でのものであり、現在は変わっている可能性があります。
小児ぜんそく
東山武田病院 小児科部長 秋山 文子
アレルギー性の病気には、気管支喘息やアトピー性皮膚炎などがあり、アレルギーの原因と考えられる物質をできるだけ減らすことが大切です。小児喘息の原因として一番多いのはダニ、家のホコリなので、これを減らすことが大事です。まず布団の上から掃除機をかけてダニの数を減らし、ペット類は室内では飼わない。室内禁煙はもちろん、風通しをよくすることなど日常生活の工夫でアレルギーの病気とうまく付き合うことができます。
喘息は治療を勝手に中断したり、いいかげんな治療をすると命にかかわることもある病気。喘息についてお子さんとご家族がいっしょに、よく知っていただくことが一番大切です。
喘息の治療薬は、喘息発作を止める薬と、発作を起こさせないようにする治療薬があります。長期的に発作を起こさせないよう、喘息の程度に合わせて、吸入ステロイド薬、抗アレルギー剤などが使われます。
主治医の先生といっしょに、きちんと経過をみながら治療を続け、日常生活を整えていけば、学校生活等に大きな制約なく、中学生になるまでに良くなることが多くなっています。喘息日誌に、発作の程度や服薬の状況を記録して、状態がよければ徐々に薬を減らし、約2年間発作がない状況が続けば、ほぼ治ったといえるでしょう。







