※医師やスタッフの肩書き/氏名は放送時点でのものであり、現在は変わっている可能性があります。
腱板断裂
康生会武田病院 整形外科医 森 大祐

みなさんや、周囲の人に「私、五十肩と思うけどなかなか治らない」と言う方が多くおられるのではないでしょうか。五十肩は「五十歳代を中心として、その年代に多発する肩関節の痛みと運動制御を主とする症状」になり、病気の名前ではありません。五十肩は関節の組織の炎症により痛みが生じます。肩の痛みを引き起こす疾患で五十肩と似たような症状をおこす疾患に腱板断裂というものがあります。
肩の筋が切れる疾患で、完治には手術が必要な場合もあるのですが、従来は切開手術しかなく、術後の疼痛も強く、完治には時間のかかる手術でした。最近、この病気に対して内視鏡のみで手術をする事が可能となってきました。
内視鏡の手術の長所としては
(1)傷が小さい
(2)術後の痛みが最小限
(3)筋肉を切らないため機能回復が早い、などのメリットがあります。内視鏡手術は反復性肩関節脱臼にも有効です。
五十肩と思い、いつか治ると放置するのは早計です。肩の痛みが続く場合は、五十肩と思い込まずに、肩関節専門の医師にかかるべきだと思います。お気軽に受診してください。







