※医師やスタッフの肩書き/氏名は放送時点でのものであり、現在は変わっている可能性があります。
PET検査
タケダ放射線科クリニック 武田病院画像診断センター長 林田孝平
当センターは、二年半前に開設してから、約九千件のPET(ポジトロン断層法)検査を行いました。 PET検査は、がんのブドウ糖代謝が盛んであるという性質を利用し、がんを検出します。
PET検査を行うには検診(人間ドックなどと同じ扱い)と保険(健康保険を使って検査)があります。
保険を使用して行うには、保険適応条件(病名)が決まっており、その中に女性のがんである乳がん、子宮がんや卵巣がんが含まれています。この女性がんの適応要件で昨年四月から十二月までの間に、当センターでPET検査をした割合は約22%を占めました。女性のがんは治療法も確立され、その効果も期待できます。また、近年ではPET検査は「がんの広まりはどの程度か?転移はないか?」の術前検査に加え、「腫瘍(しゅよう)マーカーが上がれば再発はないか?」などの術後検査にも用いられ、長期にわたりPET検査を使って経過観察します。
最近では、PET検査で検診をする女性の方も増えています。精度的にはマンモグラフィー、MR検査に及ばないことがありますが、苦痛がなく、短時間で女性特有のがんとその他のがんを一回で検査する方法はPET検査のほかにはありません。
さて、このたび「女性ガンはPET検査で診(み)る」のテーマで市民講座を開くことが決まりました。八月二十三日、ぱるるプラザ京都(京都市下京区)で開催しますので、興味のある方は会場の方へ足をお運びください。







