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胆石症について
十条リハビリテーション病院 外科部長 田野 龍介
今日は胆石症ですが、どういう病気なのでしょうか。
これは胆汁という液体が胆道を通って肝臓から流れているのですが、その胆道に石ができるのが胆石症です。濃縮した胆汁が変化して石になると言われているのですが、大きく分けて胆のうにできる「胆のう結石症」と、胆管にできる「総胆管結石症」があります。
胆石症の症状には、どんな症状があるんですか。
無症状のことも多いんですが、症状としては腹痛や発熱などが挙げられます。お腹の痛みは、脂っこいものを食べたあとに突然起こる痛みが典型的と言われているのですが、必ずしも全ての人がそういう痛みを起こす訳ではありません。胆管が石で詰まったり、胆のうに炎症が起きたときは、黄疸といって体の色が黄色くなったりすることもあります。
胆石症の診断はどのようにされるのですか。
超音波検査やCT検査、MRI検査などを組み合わせて診断することになります。炎症があるかどうか、黄疸があるかどうかなどは、血液検査も参考にすることになります。
胆石症の治療は、やはり石を取る手術になるんでしょうか。
症状の無い胆石の場合は、患者さんの症状を経過観察してしばらく様子を見ることもあります。治療としては、胆石を溶かすお薬もあるんですが、腹痛や炎症症状が強い場合は、手術になります。胆のう結石症の場合は、胆石の入った胆のうごと取ってしまいます。胆のうは取ってしまっても通常問題ありませんので、石ごと胆のうを取ってしまいます。胆のうを取る手術としては、お腹を大きく開けて取る「開腹胆のう摘出術」と、お腹に小さな穴を3~4箇所開けて行う「腹腔鏡下胆のう摘出術」があります。最近は、体の負担が少ない腹腔鏡下胆のう摘出術が普及しています。もう一つの総胆管結石症の方は、口から内視鏡を入れて胆石を取る治療が第一治療として選ばれることが多いです。
お腹に痛みがあれば、胆石症の可能性も考えて病院へ行った方がいいということですね?
そうですね、痛みがあれば放っておかずに、病院へ行って胆石ではないかということをしっかり検査された方がいいと思います。







