トップページ > メディア登場 > Leaf 気になる病気Q&A > しわ、しみ、たるみ…いったいどうしたら?

メディア登場

Leaf 気になる病気Q&A

※医師やスタッフの肩書き/氏名は放送時点でのものであり、現在は変わっている可能性があります。

 細木美和

信原聡美

しわ、しみ、たるみ…いったいどうしたら?

城北病院 皮膚科医長 信原聡美(写真左)
細木美和(写真右)

紫外線はお肌にどんな影響があるのですか?

紫外線の影響には、日光にあたってすぐにおこる日焼けとその後の色素沈着、長年の影響でおこる光老化があります。女性が気になるしみ、しわ、たるみは光老化の結果おこる現象です。紫外線の中のUVBはメラニンの生成を亢進させるために、しみの原因になります。UVAは皮膚の深部の真皮に到達し、皮膚の形、はりを与える繊維成分が変性するので、しわ、たるみの原因になります。また、紫外線にあたると、活性酸素を生じるので、にきびの誘因にもなります。

にきびや吹き出物は食生活や生活習慣と関係するのでしょうか?

にきびの出来やすい人は、一般的には皮脂の材料となる動物性脂肪の過剰な摂取に注意した方がいいでしょう。また、糖質の過剰摂取も遊離脂肪酸を増やし、皮脂分泌を高めるので避けるのがいいでしょう。ただ、個々の食品、特にチョコレートや乳製品に関しては、悪化させる代表的食品と思われていますが、医学的根拠はありません。しかし、患者さんによっては特定の食べ物で悪化するのを自覚している人がいますので、それは経験上避けていただきます。にきびに良い食べ物としては、皮膚にとって一般的に良いとされているビタミンや食物繊維を含むものであれば特別なものを摂取しなくてもいいでしょう。 また、日々の生活では、ストレスや睡眠不足が肌のターンオーバーを乱し、角質を肥厚させ、にきび悪化につながりますので、出来るだけ規則正しい方がいいのですが、気にするあまり、逆にストレスを感じるようではいけません。忙しい中でも食生活、スキンケアに努めて、生活の乱れた分をカバーするという心積もりがいいのではないでしょうか。


お肌の病気には他にどんな症状があるのですか?

外来に来る方の大半は、自分は敏感肌と思っています。冬の乾燥する時期は誰でもバリア機能としての潤いが減るので、トラブルを起こしやすい状態です。また、春の花粉症の時期は、花粉が散乱するので、顔に炎症をおこす方も増えます。洗顔やスキンケアの際に、刺激感を感じたり、赤みやかゆみを認める時は、まずは保湿するのが一番です。しかし、患者さんには、トラブルの最中に化粧品を換えて、症状を治そうとする方が多いのです。肌が刺激を受けやすい時期に化粧品を換えると、せっかく高価な化粧品を買ってもかえって刺激にしかならないことが多々あります。症状が改善しない場合は、化粧品は換えずに、まず医療機関に相談して治療を受けて下さい。化粧品は肌の状態のいい時に換えましょう。

レーザー治療など最先端の治療法について教えて下さい。

レーザー照射の可能なしみには、1週間程テープ保護の必要なタイプと照射後すぐに化粧も可能なタイプがあります。いずれのタイプの機械も最近は多くの機種があり、クリニックや病院によって、様々です。しかし、それぞれの機種には長所、短所がありますから、照射前によく説明を聞いて受けるのが望ましいと思います。また、レーザー治療が望ましくない肝斑というしみには、医療機関で処方されるトラネキサム酸の内服薬以外に、最近は市販の飲み薬もあります。 また、しわ、たるみに対しては、皮膚の深部に熱を加えて、コラーゲンの産生を促す目的で行うレーザーがここ数年一般的です。それに加え、しわに対し直接注射するコラーゲン、ヒアルロン酸、ボトックス以外に、最近は、自分の血液から血小板を抽出し、それに含まれるコラーゲン産生を促す成分を注射するものもあります。自分自身の成分なので、アレルギー反応の心配もありません。

sofia

医療機関での受診の際、注意点などありますか?

美容のご相談で来院されても、患者さんに疾患がある場合はまず、その治療を最優先にします。綺麗になりたいのに、皮膚のトラブルをかかえたままであったり、新たなトラブルを生じては元も子もありません。当院では、医師の診察の後、レーザーの照射や手術、メディカルエステなどを行いますので、その方にとって医学的に最もよい方法を提示します。ご説明の中で、施術によって起こりうる可能性や料金など、疑問に感じたり心配に思うことは遠慮なさらずご質問ください。他のクリニックでセカンドオピニオンを聞くのもひとつの手段です。美容的な施術は疾患とは異なり、決断するまでに十分な時間をかけて納得頂いた上で受けていただく事が大切です。お気軽にご相談ください。


このページのトップへ