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メディア登場

武田道子の「京おんなミニ・トークシリーズ」

※下記の文章については、ラジオ放送時の内容を一部リライトして掲載しております。ご了承ください。

武田道子

笑いの健康法について


師走に入りました、一年は早いですね。今日はどんなお話ですか。

笑いの健康法についてお話したいと思います。これは百薬に勝るとも言われてますね。

そうですね。笑うことで健康になるなら、こんな素敵なことはないですね。

笑いは周りの雰囲気も明るくしてくれます。なんといっても、お金がいりませんね。この笑いについて最近盛んに研究されていて、心からの笑いでなくても、作り笑いでも気分をよくしてくれるんです。気分的に沈んでいるとウイルスなどにかかりやすく、また、人間自身が持つ抵抗力や免疫機能が低下してしまいます。笑うことによってそれが解消されるわけですね。

作り笑いでも効果があるんですか。

これにはデータがあるようですよ。人は笑っているとき、一番素敵で幸せを感じるといわれていますし、幸せそうに見えるわけですね。これが正しいかどうかはわかりませんが、スタンフォード大学のウィリアム教授が「10秒間笑うと10分間ボートを漕いだとき同じぐらい効果がある」と発表して話題になりました。10分間というのは言い過ぎかもしれませんが、それに近いような効果があるそうです。

笑うことは、腹筋を使うすごくいい運動になるんですね。

そうですね。実際に笑いにあふれて積極的な姿勢を持つ人の免疫機能というのは非常に高いそうです。

「笑う門には福来る」という言葉がありますが、これは本当だということですね。

そうですね。大きな声を出して笑うと心拍数も上昇しますし、血液循環もよくなります。ですから先ほどの10分間ボートを漕いだという風にはいかないかもしれませんが、かなりの運動効果は認められるわけですね。最近若い人の落語ブームが盛んですよね。

特に若い人は面白い男性じゃないといやだっていう人が増えてますから、すごいお笑いブームでもありますよね。

私は「きょうとNPO」の理事長をしてるのですが、たまに笑福亭猿笑(しょうふくてい・えんしょう)さんがやってらっしゃる「笑いの会」にお邪魔するんですよ。そしたらいっぱいで、特に若い女性がほとんどです。

確かに、笑顔で対応してくださると気分も楽になるような気がするんですけれども、病院でも笑いで治療するといったことを考えてらっしゃるんですか。

実際、うつ病の患者さんに対しては使われています。気が滅入ってしまうようなことがあっても、満面に笑みをたたえ、明るく振る舞っていると、初めはぎこちなくて不自然ですが、いつのまにか自然に体の中から明るさがあふれてくるようになりますね。だから、むっつりしているよりは、やはり笑ったほうがいいですね。

作り笑いでも笑っているうちに気分が変わってくるんですね。

そうですね。自然に体の中から明るさが湧き上がってくるんですね。だから作り笑いから始めても、十分効果はあると言われています。

昔から笑いの効用というのは生まれていたのですか。

今ほどではありませんが、笑いは非常に免疫力を高めるという風に言われていました。今若い人に多いですが、うつ状態の方は、笑いとともにお化粧をすると非常に効果があります。きれいにお化粧をして笑っていると、非常に免疫が上がってくるといわれています。

お化粧してにこっと微笑むだけでも、周りに花が咲いたようになりますね。

わが国では、笑いの療法というのはいち早く注目されてはいたんです。ある先生が、笑いが免疫力にどう作用するかという実験をなさっています。大阪のなんばグランド花月に男女19人の患者さんを集めて、3時間笑ったあと免疫力を測ったそうです。また、別の日にがん患者さん20人に実施したところ、ここでも非常にいい結果が出てきたのです。日本心身医学会では、がん患者さんが大阪の吉本新喜劇を見て大笑いしたところ、免疫力が活性化したと発表してますね。日本でもユーモアの効用を医療に取り入れているところがあります。温かい病院作りがいいということです。

確かに、病院の中で看護師さんやお医者さん同士が笑顔だと、なんとなく力が湧いてくるような気がします。こういうことは医療の現場でものすごく必要なのかもしれませんね。

そうですね。子どもさんはお母さんが笑わないと笑わないですからね。自分で自分の顔は見られませんから、相手の表情を見ながら私たちは表情を真似てるんですね。

笑いといいましても、苦笑いや不敵な笑いと、いろんなものがあるんですが、どうして笑うといいんでしょう。

大笑いするのがいいですね。大笑いすると、脳内のエンドルフィンという物質が分泌されるのですが、これが非常にいいと言われてます。10分間大笑いすれば2時間ぐらいは痛みが和らぐなどというデータも出ています。笑いは自分で作ることができるから百薬の長なんですね。

そうですね。何かせっかくの人生ですから、楽しく明るく笑える毎日を過ごしたいですね。笑うということは、やっぱり大切なんですね

そうですね。「笑う門には福来る」なんですね。この福が健康につながるわけです。笑っていれば痛みも消えるし、まさに百薬の長ですよね。ですから、笑い上手は生き方上手ということに繋がるんですよね。


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