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メディア登場

武田道子の「京おんなミニ・トークシリーズ」

※下記の文章については、ラジオ放送時の内容を一部リライトして掲載しております。ご了承ください。

武田道子

アニマルセラピーについて


今日はどんなお話でしょう。

今話題になっているアニマルセラピーについてお話ししましょう。

今までの病気の話とはちょっと違いますね。アニマルセラピーを日本語にそのまま訳したら動物療法ですか。

そうですね。医学の新しい分野の一つで、新しい研究がなされていますね。

医学の分野的には少し違う分野となるわけですね。

そうですね。近年、癒しが話題になっています。これは癒しの健康づくり、自己の免疫を高めて治癒力を引き出すという研究がなされています。自然治癒力を求めているわけですね。

家庭や病院、職場でも癒される環境からの治療の研究をされているんですね。

すでに癒しの環境でリラックスすれば痛みが和らぐとか、元気になるという結果が報告されています。

笑うだけでも免疫力が高まると前からおっしゃっていますからね。こういった癒しは、今までもなかったわけではないですよね。

癒し系のセラピーというのが話題になりつつありますね。今までは、音楽療法、森林浴、こういうのが主流でした。今、身近なアニマルセラピーが話題になってきています。

武田病院の方でも、妊婦さんや老人施設などに癒しの空間を作ってらっしゃいますね。動物療法とは、ペットで癒されるということですか。

そうですね。アニマルセラピーというのは主に動物による精神面のセラピーです。昔から盲導犬や介助犬のような身体障害者を助けてくれるものはありましたね。しかし、今は積極的治療補助としてペットを用いるのではなく、動物のふれあいによって癒されるのです。高齢者の施設では、動物がいるだけで心がウキウキしたり、ふれることによって生き生きしてきたりするのがみられます。抱いたりなでたりするだけでリラックスできるわけですね。

生きたものに接するというのは、治癒作用みたいなものがありますものね。武田病院グループでも、アニマルセラピーはやってらっしゃるんですか。

それに近いものとして、武田病院グループの老人施設ではジュウシマツを育てています。毎日お年寄りが鳥かごを覗き、通るたびにみんな立ち止まって、声をかけたり、微笑んでおられるのをよくみかけます。

アニマルセラピーというと犬を自然に連想してしまいますが、ジュウシマツのような小さな生き物でも効果が出るんですね。

よく卵を抱いてますが、毎日みんなが覗き込むので卵がかえらないのかもしれないですが、今10羽ぐらいに増えています。夏祭りなんかに来た子どもさんなどにあげるために世話をしてらっしゃいますよ、みなさん。

犬の場合はどうでしょうか。

前に、小さい犬を施設で飼ってたのですが、なくなってしまったんです。しかし、施設には、おそらく犬の訓練所から大きな犬や小さな犬を連れてきて下さいます。1時間ほどのわずかな時間ですけど、施設の外につないでおいて自由に触ったり、膝の上に乗せたり、ほおずりしたり、みんな楽しまれます。

動物に触れ合う時に注意することってありますか。

いろんな動物が施設からくる場合は、予防接種を受けていますから安心ですが、野生動物は気をつけないといけませんね。いろんな感染症を持っている可能性があります。そして、むやみやたらに触りまくるのもどうかと思いますね。

感謝の気持ちとかいろんな愛情を持って接すると、動物もそんな無茶はしないですからね。最近老人施設の横に保育所があって、お年寄りが小さい子どもとかかわったりする、そういうのも癒しの効果なんですか。

いろいろなところでしています。特に京都の御池中学では、デイサービスの老人と、保育園、中学校が、運動場を挟んで同じ敷地内にあります。こういうのは、最近どこともにやってるんじゃないでしょうか。

先生は本当に忙しくて、睡眠もあまり取ってないし、食生活も結構不規則でいらっしゃるのに元気な秘訣はなんですか。

老人ホームへ行くと、私の方が癒されるんですよね。行くのに1時間以上かかるような施設が多いんですけど、みなさんとお話していると帰る頃には元気になりますね。病院よりもこういうところにずっといたいなと思いますね。

 例えば子育てで悩んでいるお母さんが誰にも相談できずに家の中にずっといてストレスが溜まる、そういうときにちょっと外で環境を変えると気分が高揚したりするものですか。

京都市に子育て支援センターというのがありますよね。そこには同じ悩みを持つお母さんが集まってるので、いろいろいい刺激にはなるんじゃないでしょうか。

先生最後に一言まとめていただけますか。

アニマルセラピーとまでいかなくても、いろいろな動物を癒し系に使っていただいたら、また新しい分野が開けてくると思います。


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