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メディア登場

武田道子の「京おんなミニ・トークシリーズ」

武田道子

アンチエイジングについて


さぁ、今日はどんなお話でしょう?

今日は、今話題のアンチエイジングについてです。

その言葉大好きです、未来が開けてくるような気がして。中年以降の方にとっては元気の出る言葉じゃないかなと思うんですけど、これは意味的にはどういうことになるんですか。

アンチエイジングというのは、老化の速度を緩めるということです。ゆっくりとバランスよく健康に歳を取っていくことを言いますね。

歳を取ると言いましても、老化の速度って人によって全然違うと思うんですよね。

老化というのは本当に個人差が大きいですね。高齢でお元気な方は全体的にゆっくりとバランスよく老化しておられます。どこかが突出すると、それが病気になりやすくなってしまいます。

じゃあどの辺りが老化の始まりなんでしょうか。人によって個人差はあると思いますが。

人間は60歳になると足の力が20歳の頃の2分の1になると言われています。つまり、アンチエイジングの第一歩は下半身の力を鍛えることから始めないといけません。ですから、ストッキングを履くのが大変というのは老化の第一歩ですね。

以前に「赤ちゃんが歩くことから始めるので、歳を取るのも足から始まる」とおっしゃってましたよね。どうすれば下半身からの老化を防ぐことができるんでしょう。

膝の関節に力をつけることです。スクワットとか。88歳の森光子さんは、いつも鍛えておられるようですね。吉永小百合さんとか黒柳徹子さんなどもやっておられるようです。やはり努力しないといけないですね。そのように、まずは足の力を鍛えること、そして股の関節を強くすること。こういうことを無理なく少しずつゆっくりと長く鍛えていくのが一番いいと言われています。

どのくらいの運動をすればいいんでしょう。

最大の筋力の40%くらいの負荷をかけると、老化を防ぐことができると言われています。無理はいけません。

では、改めて「老化」ってどういうことになるのでしょうか。

老化には外見上と内臓部、2種類あります。歳を重ねると起こってくる、シミ・シワ・たるみ、そして髪の毛が薄くなるとか、腰が曲がってくるといった外見的な衰え。それに対して、物忘れとか老眼、耳鳴り、耳が遠くなる、女性でしたら閉経、男性でしたら勃起不全、そして体力や集中力の低下・衰えなどを言います。

要は、老化は体全体の衰えで、病気ではないということですね。

病気ではありませんね。ただ、病気は老化のスピードを速めます。ですから、豊かな人生を送るためには、機能の衰えや外見上の衰えを遅らせ、回復させたりして、老化現象に対応することです。これがアンチエイジングです。

今までは仕方がないと思っていたことを遅らせる方法が、いろいろと研究されているんですね。では、老化を遅らせる、若さを保つ秘訣を伝授頂きたいんですが。

若さを保つには、疲労を溜めないこと。そして、疲労の原因は酸化とストレスにあります。

ストレスは意識をしてもなかなか避けられない部分があると思うんですが、酸化させない、錆び付かせないということについてちょっと教えていただけますか。

酸化を抑えるものとは、色の濃い食物です。つまり、食生活が大切です。疲れた時は水溶性のビタミンB、Cをたくさん摂るのがいいです。

私も、疲れたときにはビタミンのドリンクなんかを飲んだりするんですけど。

いいですね。あと、色の濃い野菜と言えば、かぼちゃとかブロッコリーとかほうれん草とか、いつも食生活に出てくる有色野菜ですね。

なるほど。では、逆に老化すると病気にもかかりやすくなると言えるのでしょうか。

そうですね。細胞は生まれては死にまた生まれるという代謝を繰り返していますが、加齢と共に新陳代謝が低下し、免疫力も低下します。

 どうして免疫力まで低下してしまうんでしょう。

免疫力の低下には活性酸素が大きく影響しています。活性酸素の増え過ぎは細胞を破壊してしまいます。そして生体の防御力、つまり免疫力の低下を促進し、身体を酸化させてしまうわけです。だから、脳細胞が酸化させられると脳梗塞や認知症が出てきます。内臓が酸化させられると、正常なタンパク質ができなくなって細胞の異常を起こしてくる、これがガンです。ガン細胞の元となるのは常に体の中のどこにでもあるわけです。また、肌にシミやそばかすができたりもします。つまり、アンチエイジングの敵は活性酸素なのです。

活性酸素ですか。脳のぼけも、シミもそばかすもガンの発生まで全部、体の細胞の酸化が原因となっているんですね。それが、ちゃんと緑黄色野菜を食べていくことによって防げる。そして活性酸素といかに戦っていくかが老化防止のポイント。こういうことがちゃんとわかって食生活を改善し、ビタミンを摂って疲れないようにすると、老化を遅らせることができるということですね。

老化を避けて通ることはできないけど、遅らせることはできます。

今、冷凍食品が問題になっていて、みんながもう一度食生活を見直そうということになったので、これはいいことかもしれません。食育が子供だけじゃなく、年配の方にも必要になっているということですね。
では、最後にもう一度、アンチエイジングをまとめてお話しいただけますか。

健康な身体と若々しい心の心身両面での健康と、それを基礎としたアンチエイジングで、加齢による老化のスピードは遅らせることができます。これが今の時代の考え方です。


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