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メディア登場

武田道子の「京おんなミニ・トークシリーズ」

※下記の文章については、ラジオ放送時の内容を一部リライトして掲載しております。ご了承ください。

武田道子

笑いの効能について


笑いの意外な効用について、ということですが。

笑いの数だけ健康になれる、といわれていますね。昔から病は気からと言われていますから、笑い上手は生き方上手ということになります。食欲もよくて、体力もあって、体調もよいときは前途はバラ色ということになりますが、仕事に行き詰まったりすると人生は真っ暗になります。このような強いストレスがかかりますと、短時間に胃潰瘍ができます。わずか2時間でもできるといわれています。

情緒不安定だとか、そういう状態を抱えていたら、笑う状態にないと思うのですが、私たちは日常で笑いを忘れてしまうと体を壊してしまうことになるんですね。

まさに笑いは健康のバロメーターということですね。しかし、人間にはいくつかの笑いがあります。楽しいから笑う、社交上の作り笑い、緊張をほぐす笑いという大きく3つに分けられます。人間の笑いには意志の要素が大きく関与しています。そして冷ややかな皮肉な笑いとか、挨拶の笑いとか、社交上の笑いとか、これは意志によって作られています。意志の中枢である大脳新皮質がこれに関与しています。

私たちは面白くなくても笑おうと思えば笑うことができる。ということは、自分で楽しく生きようと心がけをすることによって、返って笑いを作って体がほぐれていくこともあるんでしょうか。

ありますね。結局作り笑いでもいいそうですよ。効果はいっしょのようです。

作り笑いをしているうちに体がリラックスしてくるんですね。それがストレス軽減になったりしてくるんでしょうか。では積極的に笑うようにした方がいいんですね。

呼吸法とよく言われていますが、ゆっくりと深く呼吸しなさいというのはそういうことなんでしょうか。呼吸が浅いとストレスがたまりやすいんですね。ストレスがたまっている人が、呼吸が浅いんです。どちらが先かはわかりませんが、とにかく、笑いがストレスを軽減させるといわれていますね。そして、笑いは免疫力の低下を修復する方向に働くということです。ですから、笑うことによってうつも防げるのではないかといわれています。

そうですね。笑うことによって体があったまって、人と触れ合うということはうつになっていても機が晴れるような気がするので、こういう意味からも笑いというのが病気さえも治療してくれるということですか。

がんでも自然消滅すると言われています。人間の体の中にがんの芽生えというのはいっぱいありますが、それが笑いで免疫力が高まると自然に消えるという現象もあるといわれています。

笑いが病気さえも治療してくれるということですか。

がんでも自然消滅すると言われています。人間の体の中にがんの芽生えというのはいっぱいありますが、それが笑いで免疫力が高まると自然に消えるという現象もあるといわれています。笑いの効用は精神科とか精神学の分野でははっきりと証明されています。笑いは精神状態の明るさを反映するもので、笑うと気分が明るくなるし、笑う人と一緒にいるとその場の雰囲気も明るくなりますね。また、笑顔はうつるとも言われています。京都にもNPOの方が「京・ハハハハハ笑いの会」というのを立ち上げておられます。中心になっているのは笑福亭猿笑(えんしょう)さんという方で、ご縁があって私もその会の立ち上げに寄せてもらったんです。心の底から笑うのに越したことはありませんが、作り笑いでも結構効果があると言われています。

笑いの会はどういった活動をされているんですか。

笑いの会には名士の方が集まっておられて、いろんなところで笑いの会を開かれるんです。例えばお風呂屋さんの閉じたあととか、池坊会館でもありました。私は一応京都NPOセンターの理事長をしてますが、この猿笑さんにNPOの一つのブースを使ってもらっているんですよ。

今日は先生は小さな本を持っていらっしゃって、『笑い上手は生き方上手』とありますね。

これは昇(のぼり)先生というお医者さんですが、この方は全国笑いの会の副会長なんです。それで、京都にこの笑いの会ができたときにお見えになったんです。笑うことで病気も治る、元気にもなるといいことばかりがこの本には書いてあります。笑いの会ではありませんが、お年寄りの施設にはいろんな方が来てくださいます。この間の敬老の日には演歌の方がお見えになった施設がありますが、そこでは職員がおてもやんで踊りました。そういうことをそれぞれの施設でしています。

今日は笑いというテーマでお話していただきましたが、最後に一言お願いします。

笑いは体に何よりのお薬ということですが、笑って楽しく暮らしていくのがいいと思います。


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