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メディア登場

武田道子の「京おんなミニ・トークシリーズ」

※下記の文章については、ラジオ放送時の内容を一部リライトして掲載しております。ご了承ください。

武田道子

リスナーからの質問:少子化について、うつ病について…ほか


今週はご質問にお答えする週ですが、おハガキで、「少子化についてもう少し基本的なことを教えてください」という質問がありました。

今我が国は超高齢化社会、超少子化社会で、どちらも世界一といっても、この場合は一番がいいというわけではありません。2007年、団塊の世代の定年退職が盛んに言われていますが、少子化も進んでとうとう一人の女性が一生の間に産む子供の数が一時は1.26人まで落ち込みました。今は少し上がって1.3人まで上がっているようですね。人口はマイナスに転じていますし、1.3人といっても一人っ子には違いないですからね。

少子化の原因とは何が考えられますか。

これはやはり女性の高学歴化が一番でしょう。これで女性の社会進出が進んできますし、そうなると結婚しない女性も多くなりましたし、また、結婚しても子供を産まない女性が多くなってきていますね。それから環境問題で男性の精子の数が極端に減っていますから、不妊の問題もあげられていますね。

日本の少子化対策は他の国に比べて遅れていますね。

最近やっと少子化対策というのができてきて、国や自治体で積極的に支援を始めるようになりまして、その一つとして、乳幼児の保険診療は無料でしたが、最近、小学校と中学校の義務教育の間は保険診療の負担金を免除するというところも出て参りました。これは地方自治体によって違いますが。また、保育所の充実を図るというのが一番ですが、いつでも預けられるようにならないと順番待ちをしないといけないようではいけませんね。子供は社会の手で育てていくようにしなければ解決は望めません。これはお年寄りも同じですね。核家族化になって、いわゆる伝承育児、おじいちゃんおばあちゃんから習うことがなくなってしまったので、そうなると早くから保育園や幼稚園に入れなければ、健全な精神は育たないということになりますね。

次の方は、頭痛がよくならないのでお医者様に行くと、うつ病だと言われました。以前先生がうつ病のお話をされていて、何かチェック法をおっしゃっていたように思いますので、もう一度お願いします、というお便りです。

体調面と日常生活と両方ありますが、体調面では夜なかなか寝付けない、朝方目を覚ます、体がだるくて疲れが抜けない、原因不明のめまいや頭痛、動悸や肩こりも起こってきます。そしてもう一つ、病気になったのではないかと盛んに心配します。検査しても異状がないと納得がいかず、順番にいろいろなところで診察を受けられます。また、食欲がない、などが挙げられますが、この中でも私でも夜寝付けなかったり、朝早く目が覚めたりします。日常生活に関しては、普通朝は気持ちがいいのですが、こういう場合は朝気分が悪いです。何でも悲観的に考えたり、何かするのが億劫になったり、何も楽しいことがなく、楽しかったことが楽しく感じられなくなったりします。人と会うのが気が重い、ちょっとしたことで不安になってイライラする、これまでの人生なんだったのかと後悔する、一人ぼっちで寂しいと感じる、ひどくなると生きていくのが嫌になって自殺の方へ走ってしまう、などが挙げられます。

うつにならないためにはどうすればよいのでしょうか。

やはり過去にこだわらず今現在に生きるということです。新しい生き甲斐を見つけましょう。六十の手習いで達人になれますから、趣味やボランティアで活動するのもいいですね。孤立しない人間関係も大切です。必要な援助を恥ずかしがらずに受ける、人が手を差し伸べても、結構ですと断るのはいけません。必要な援助は恥ずかしがらずに受けることが大切ですね。そして、ゆとりの時間を持ちましょう。もう一つ、若い人への世代交代という意味で、主婦の座をいつまでも守っていないで、お嫁さんに適当に早く明け渡すことです。

がんの最新療法について、教えていただきたいというお便りもきています。

最先端治療の一つがトモセラピーです。これがやはり一番ですが、それにいくまでの間にハイパーサーミアとか免疫療法もあります。今までは放射線を使うと、健全な組織も一緒に当たってだめになるといわれていましたが、このトモセラピーというのは限局して、高度のコンピュータ制御によって複数の方向から照射をすることができて、小さながん病変からピンポイント照射ができるということが特徴です。まったく痛みもないし、通院で5~20分くらい当てるだけで治ってくるということです。ですから、手術をしないで治すことができるということで、QOL(生活の質)の向上に良いわけです。さらに、複数の病変に当てることができますし、深部にも当てることができるという優れものです。保険も適用されます。今全国で7台あるトモセラピーの1台が宇治武田病院にもあります。

最後に一言お願いします。

やはり定期的に健康診断を受けていただくということですね。


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