※下記の文章については、ラジオ放送時の内容を一部リライトして掲載しております。ご了承ください。

老化について
来週の月曜は敬老の日ですね。一般的に老人と言われる年齢層が上がってきたような気がします。
現代の日本人は75歳まで知的能力、体力、内臓機能はまったく50歳と変わりません。その上、脳は使えば使うほど発達します。一時は脳細胞は復活しないと言われた時代もありますが、今は使えば使うほど発達します。ですから、体はある程度老化して参りますが、こちらも医学の進歩やテクノロジーの進歩によって、体も脳も昔のように年をとりにくくなって参りました。
さらにこれから医学が発達すると、今まで治療できなかった病気も治療できるようになってくるということですよね。
医学の発達により、いわゆる認知症、パーキンソン病、アルツハイマー病などは今までは治療法がありませんでしたが、最近は治療法が出てまいりました。画期的なものというと、パーキンソン病に対する脳の移植療法と電極治療法というのが行われるようになりました。
するとやはり長生きできるようになりますね。
しかし最良の対策はやはり予防ですね。これは自己管理ですから、バラ色の人生を送っていただけるようにしなくてはいけません。健康を保つための3つの要素は栄養と運動と休養です。そうはいっても病気のない人はいません。一病息災、二病息災で、病気と共生していくというのが人生です。お薬を飲みながら日常生活にはほとんど影響なく過ごしていくのが人生です。少々血圧が高いとか糖尿があるとかいろいろありますが、こういったものは食生活が関与している場合が多いと思いますね。
食生活について教えてください。
まず菜食主義です。でも、ベジタリアンではいけません。脳の栄養が不足します。脳の栄養を保つためには動物性のタンパク質がどうしても必要です。脂肪を除くように調理法を考えていただく必要はありますが、お肉には卵、牛乳、お魚にはないタンパク質が含まれています。有色野菜は動脈硬化の予防にもっとも良いとされています。善玉コレステロールも血管の老化を防ぎますから、これはイワシやサバなど背の青い魚が良いです。脳に必要な栄養素としてお肉に含まれる鉄分があります。含有されているセロトニンというのは脳内の神経伝達物質で、うつ状態や認知症防止に役立ちます。また、厚生省の指針では一日30種類以上、一週間に100種類以上食べましょうと言われています。しかし、食べ過ぎは高齢者の肥満につながりますから、適度の運動と栄養のバランスを考えて、リラクゼーションを組み合わせた減量を行わなければなりませんね。
高齢になりますとやはりウォーキングですね。
ウォーキングによって、コレステロールが燃えて血管に付着するのを防いでくれます。そして、筋肉を伸縮させることによって血流の抵抗が下がって、血圧も下がってきます。それから、筋肉を鍛えるとインスリンの分泌も促進されて、糖尿病も治ってきます。下半身は第二の心臓という言葉が有りますね。それを有効に使う全身運動であることが大事ですね。血液が全身に行き渡るようになって、新陳代謝を促進しやすい体へとウォーキングによってなるわけです。そうしますと、ストレス解消にはホルモンの働きを整えるということで、これにも役立ちますし、ウォーキングによって足の裏から脳へ刺激が伝わりますので、脳の活性化もホルモンのバランスも調整されます。また、運動することによって交感神経が刺激されます。そうすると当然、副交感神経も刺激される状態になり、快感を感じるわけです。βエンドルフィンという脳内物質が分泌され、ストレス解消には大いに効果があります。それから、脂肪の燃焼には大量の酸素が必要ですが、歩けば酸素を吸いながら歩いていますから、自然にダイエットにもなるわけです。太陽に当たることによってビタミンDが合成されて、骨粗しょう症の予防にもなりますね。
今日から散歩の習慣を皆さんに作ってほしいですね。
元気で長生きするためには生活習慣病の予防、そのためにはいい習慣を作らなければなりません。健全な日々を送るには朝から床の中でストレッチ、それから朝食前にできれば体を動かして水を飲む、これが大切です。脳梗塞の予防にもなります。ゆっくりとゆとりのある朝食をする。歯が健康に非常に関係してきますので、歯磨きを食後にするのが大切です。健康のバロメーターである便通を整えるようにする。下着は体に優しいものを着なくてはいけません。いわゆるウォーキング、軽い運動が大切です。過度のストレスは避けなければいけませんが、ストレスがないと人生だめになってしまいます。ストレスを超えられる範囲のストレス、オイストレスが大事です。
最後に、老化と病気をまとめて一言、お願いいたします。
元気な老後はあなた自身の努力、ということですね。







