診療方針
当院麻酔科の業務は専ら「手術室での麻酔管理」です。手術室での麻酔は意識と痛みを取り除くだけではなく、手術侵襲による身体の恒常性の乱れを抑制して生命の維持を図ることです。
昭和30年代頃から日本では麻酔科学がめざましい発展を遂げてきました。現在でも全身麻酔は危険なものとお考えになる方々が多いようですが、安全に行うことが可能となっています。現代では医学の進歩が著しく、手術をお受けになる患者様は年々増加するとともに手術法式もますます高度になり、合併症を持った重症の方や高齢者の手術も増加しています。したがって麻酔管理の安全性の確保には「麻酔科専門医による麻酔」を欠かすことはできません。全国的な麻酔科医師の慢性的不足の状況においても、当院では常時麻酔科専門医の監視下にすべての全身麻酔症例の管理を行っていますので、全身麻酔下での手術を安心して受けていただくことができます。
当院では平成21年に約1200件の全身麻酔管理を行い、安全で質の高い麻酔を行ってきました。
術前診察により全身状態を正確に把握した上で患者様に適切な麻酔方法を選択しています。麻酔方法についてはインフォームドコンセントの上、できるだけ患者様の御希望に沿うように配慮しています。手術後には肺塞栓症(エコノミークラス症候群)の防止にも努め、手術後の痛みを緩和するために持続硬膜外鎮痛法やPCA(患者様ご本人による自己調節鎮痛法)などを用いて、質の高い術後鎮痛も提供しています。
診療体制
- 原 直樹
- 麻酔科 部長
非常勤医は1~3人/日
緊急手術に対しては、24時間の待機体制を取って備えています。
診療実績
日本麻酔科学会認定病院
日本麻酔科学会麻酔科指導医のもとで全身麻酔の全症例を行っています。
臨床研究・臨床研修・教育
麻酔科学は日々進歩しています。学会・研修には常に参加して最新の知見を得ると共に、当院からの学会発表も行っています。








