院外研修を終えて 3階A病棟 山口 有子

3階A病棟 山口 有子

 先日、行われた院外研修は、学生時代にも経験したことがあり、行き先についてパソコンで場所確認や勤務先からの所要時間、交通手段など調べ研修に臨んだ。京都に住みながら、大覚寺に来たことがなく、拝観できる機会を与えていただき写経や法話もいただけるという内容に、自分を見つめ直し、なぜ看護師になりたいと思ったのか、もう一度振り返り、初心に戻ろうと思った。

 大覚寺の僧侶様の法話の中で「どんなに小さな花でも命があります。心があります。皆さんはそのことをよく心得ていらっしゃる方々ですね」と、お話の中にあったが、看護師となり、もう2ヶ月が経ったが、今現在の自分の心に問うてみると、学校で思っていた看護師と実際現場で働かれている看護師とは大きなギャップがあり、失望した所もあった。今の自分の仕事は患者さん中心の看護をしているとは思えず、「自分中心の業務」を行っている。何時までにこのことを終えてなければ次の業務ができない、自分のやらなければならない仕事ができないと考えている自分がおり、患者さんに心から接している自分があまりない。なのでいざ、記録を書く段階になると書くことがない、細かい気付きに気がつけない、患者さんの言いたいことに耳を傾けることができていない。このままではいつか自分の心が折れてしまう、看護師という仕事が嫌になってしまうと思った。

 写経をして、自分の願い事を思いながら行っていたが、集中力に欠けて最後まで書き終えるまでの時間が長く感じたが、自分の想いをかなえるのにも道のりは長く、努力が必要だと改めて感じた。自分のなりたい、理想とする看護師になるためには、努力や工夫、経験が不可欠であり、どのような困難も少し考え方を変えて乗り越えていかなければ、知識や技術として身につかない自分にとってプラスとなるよう毎日の業務に取り組んでいくことがこれからの私には必要だと思った。

院外研修を終えてイメージ
※画像はイメージです

 今回の院外研修は看護師という資格を持ち、現在は患者さんの前に立ち、仕事をしているが、まだまだ「いろんな方から学ばせていただいている」という気持ち、初心にかえりこれから過ごしていきたいと考えさせられる院外研修になった。


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