大覚寺での院外研修を終えて 2階病棟 中嶋 美帆

2階病棟 中嶋 美帆

 今回の院外研修で、初めて大覚寺を訪れることができた。また、写経も初めての経験だった。院外での研修であったことから、院内の研修とはまた違った雰囲気での研修だったと感じた。
  大覚寺には多くの草木が覆い茂り、とても緑豊かな空間だった。到着してすぐに通された部屋からは、緑豊かな庭園が見え、部屋を心地よい風が通り抜けていた。多くの自然に囲まれながら、大覚寺の歴史や嵯峨天皇など日本の歴史にも触れることができた。自然豊かな空間で短時間ではあったけれど、時間を過ごせたことでとてもリフレッシュすることができた。

大覚寺にあるものには1つひとつ意味と歴史が刻み込まれていることも丁寧に教えていただくことができた。襖1つにしても、季節の間を意味したものや、10歳にして大覚寺に入られた方が寂しい思いをしないようにと、金色の「せみ」が宸殿の襖に止まっている様子やうさぎの絵が正寝殿の襖に描かれている様子が絵師の優しさから描かれたものであるということを学んだ。それぞれの意味を学び、自分自身の知識にもつながったと感じた。

 また、今回、初めて経験した写経についてはとても苦戦した。筆ペンを使い、般若心経をなぞっていくという単純な作業であるが、参加者の中でいちばん時間がかかった。書き始めには「落ち着いて、きれいに書きたい」という思いで書いた。しかし、私が半分も書けていないところで、数人の参加者が終わっていることに気づいた。すると、そこから焦りが起こり、集中力が切れてしまった。そこで、自分の集中力や周りに注意が向きやすく、今しなければならないということを優先できないという自分の傾向性について考える事ができた。

 今回の院外研修の目的にも「自己を見つめる」ということがある。大覚寺を訪れ、非日常的な空間の中で、なかなか体験することのできない体験ができたことで、とてもリフレッシュできたと感じた。

お別れのときイメージ

今回の研修がなければ、写経も体験することはなく、大覚寺という地も訪れることがなかった。また、自然に囲まれて心を落ち着かせることもできなかった。今回の経験のように、日々の中でも時々、立ち止まり、落ち着きと自分を見つめなおすことを行いたいと考える。患者様との関わりの中で、自分がかけた言葉に対する患者様の反応を振り返ることで、自分の関わり方を見直したいと考える。
看護師として成長できるように努力したい。


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1~3年目研修『大覚寺での研修』

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