心臓血管外科は循環器疾患の外科的治療を行います。すなわち循環器内科との連携を密にし、専門性の高い循環器疾患の治療の一端を担っています。そして患者さまの立場に立ち最良の医療を行うことを目指しています。
そのために
(1)十分に説明を行い、納得して頂き、同意を得た上で治療を行います(インフォームド・コンセント)。
(2)医学の進歩にあわせて、最新の証拠に基づく治療を行います(EBM)。
(3)医療の質を維持するため・安全を確保するためにクリニカルパスを積極的に使用します。
(4)より低侵襲で苦痛の少ない手術を目指します。
心臓術後は、健康運動指導士と協力してユニークな心臓リハビリテーションを施行しており、早期の社会復帰、慢性期のQOL改善に力を注いでいます。

虚血性心疾患に対する冠動脈バイパス術とくに人工心肺装置を用いずに心拍動を保った状態で行う心拍動下冠動脈バイパス術により、より高リスクな患者様でも手術を受けていただけます。
心房細動合併例では、高周波焼灼装置を用いたメイズ手術を併施し、洞調律への回復を目指しています。
救急医療
緊急手術に対応できる体制をとっています
血管疾患の診断に有力な画像検査
血管超音波検査、マルチスライスCTやMRIを用い、より苦痛の少ない検査法で診断し治療計画を立てます。
回診は毎日行います。
現体制になり平成16年11月から手術を開始しました。
平成18年の手術件数は先天性心疾患4例、冠動脈バイパス手術26例(うち8例が体外循環非使用)、弁膜疾患13例、心臓腫瘍2例、胸部・胸腹部大動脈疾患6例、腹部大動脈疾患17例、末梢血管手術32例でした。
他にPCPS(経皮的心肺補助装置)使用時のバックアップが5例、透析科の内シャント造設術の応援が40例ありました。
手術適応症例が発生した場合は、随時スタッフ全員でディスカッションを行います。
循環器内科スタッフや他科医師とも随時ディスカッションを行い、治療方針に偏りがないように注意します。
クリティカル・パスを活用し医療の質を維持し、安全確保に利用しています。新たな術式の導入においてもクリティカル・パスの新規作成・登録を積極的に行います。
個人情報保護法を遵守し、情報管理を厳格に行います。
学会には積極的に参加して最新情報の収集に努めています。
カンファレンスを毎週1回行っています。緊急手術時にはその直前に随時行います。
急性期病院として地域の医師会と緊密な連携をとり、診療体制と医療内容の充実を図りたいと考えています。
心臓血管外科専門医修練施設の認定を得るための準備を進めています。









