
END ACABG(内視鏡下非侵襲冠動脈バイパス術)の実際 -2002年7月19日、フロリダ・クリーブランドクリニックにて-
75歳男性患者は術後2日目に元気に退院していった。 |
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秋には、手術支援ロボット『ゼウス』の一部である音声認識装置イソップを用いたEND ACABG(内視鏡下非侵襲冠動脈バイパス術)を行う予定です。その詳細については、実施後あらためてご報告したいと思いますが、END
ACABGが軌道に乗った段階でゼウスによる心臓手術へと移行していく方針です。
ゼウスは心臓血管外科専用のロボットではありません。どんな種類の内視鏡手術にも対応可能と考えています。
日常診療で内視鏡手術を行っている一般外科、呼吸器外科、泌尿器科の先生方の中には、従来の内視鏡道具で問題ないと思っていらっしゃる方もいると思いますが、今までの内視鏡手術ではできなかった領域への応用も期待できるため、武田病院グループのいろんな科の先生に使用していただき、協力しあえればと思っています。実際、日本では一般外科や泌尿器科で主に使用されています。
10年前に腹腔鏡下胆嚢摘出術が始まった当初、時間がかかり、めんどくさいこの方法に対して、多くの外科医は批判的でした。
しかし今はどうでしょうか。ロボット手術も同様です。
今のロボットはまだまだ不備な点があり、我々も試行錯誤の連続であると思われますが、どうか暖かい目でみていただき、ご支援いただければ幸いです。
ロボット手術は、今後急速に改良が加えられていきますし、それを使用する外科医にも様々なトレーニング方法が開発され、手術適応や内科との連携のあり方も変わってくるかもしれません。将来、外科医は自宅のコンピュータの画面をみながら、ゲームでもするように手術をする時代がくるかもしれません。
いろんなことに夢を馳せながら、武田病院にしかできない特色ある医療をめざして、まず、第一歩を踏み出したいと思います。 |