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健康相談Q&A


Q 妊娠中も性感染症に気をつけなければいけませんか?
 
A
ドクター
医療法人財団医仁会 武田総合病院
産婦人科 部長
山本嘉昭

妊娠中に気をつけねばならない性行為感染症(STD)はクラミジアや梅毒、エイズ(HIV)などですが、症状がでにくく、何年もみつからないので妊娠以前から感染していることがほとんどです。多くの病院でこれらの検査を行いますが、近年クラミジアが大変多く、流産や早産の原因になっています。また、恐るべきことにエイズウイルス保菌者は毎年増加しています。

 

 

 
Q セックスの回数が多いと感染症にかかりやすいって本当ですか?
 
A不特定多数の人と性交渉を持つことが問題であり、特定のパートナーであれば回数が多くても感染症にかかることはありません。ただし、パートナー同士が性行為感染症の認識を正しく持ち、他から感染源を持ち込まないことは言うまでもありません。
 
Q 子宮の病気には自覚症状や前兆はありますか?
 
A日常生活に支障をきたすようなひどい生理痛、大きめのナプキンが1時間ももたないほど量の多い月経やレバー状の血の塊がまじるようになってきた、疲れやすい、しこりがあるなど症状があれば、子宮に異常が起きている可能性がありますから、なるべく早く婦人科を受診してください。出産経験のない人、年齢の高い人でもかえってリスクが高いので、定期的な検診をお勧めします。
 
Q 結婚4年目、まだ子供がいません。不妊症の可能性が高いですか?
 
A「不妊症」とは、避妊をせずに定期的に性交渉をもっているにも関わらず2年以上妊娠しない状態を言います。原因は、子宮内膜症、子宮筋腫、性行為感染症によるもの、排卵障害、男性不妊とさまざまです。また、ストレスなども無関係ではありません。治療法も個々で異なりますので、まずは一度、受診するようにしてください。
 
Q 子宮筋腫や子宮がんの新しい治療法を教えてください。
 
A子宮内膜症や子宮筋腫の場合は、最近の腹腔鏡の進歩によって、低侵襲で病巣を取り除くことができます。また、子宮を取らずに内膜だけを焼灼したり、凍結させて治療することもできるようになりました。日本に一つしかないマイクロ波子宮内膜焼灼装置MEAシステムは、手術時の痛みが少ない安全で簡単にできる新しい手術法で、日帰りも可能です。

子宮がんのI期は、病巣だけを削り取る手術を行います。II期以上に関しては、抗がん剤(プラチナ製剤)が非常に効果があることが判明し、動脈内にカテーテルを置き、直接がんの近くに抗がん剤を入れると90%以上の人にがんの縮小が見られます。その後麻酔方法などが進歩したため、III、IV期のがんでも手術が可能になりました。

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