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健やかに活きるための運動の役割 |
| 東山武田病院 生活習慣病センター 健康運動指導士 科長 |
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| 今井 優 |
| ●はじめに 平成16年日本病院学会市民公開講座で、日野原重明先生(聖路加病院)による「人生80年時代を生きる」をテーマに講演会が開催されました。各世代に与えられた心と体を各自がどう育てていくか。健康は努力して勝ち取るものであり、各自で創っていく事を話されました。これからの生活の中で、「生産的に老い」、「健やかに活きる」にはどうすればいいかを考えてみてください。 |
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| ●体力とは 体力は、身体的要素と精神的要素に分れ、それぞれに行動体力と防衛体力に分れています。身体的要素の行動体力は、持久力や筋力、瞬発力、柔軟性、巧緻性などで身体機能を見ているものと、体格や姿勢による形態を見ているものがあります。身体要素の防衛体力には、器官・組織の構造から見るものと、温度調節・免疫・適応による恒常的機能から見ているものに分かれています。精神的要素における行動体力には、意思・判断・意欲があり、防衛体力は精神的ストレスに対する抵抗力に分類されています。 |
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| ●健康に関係する体力は 日常身体活動が少なく、体力水準の低い方は、生活習慣病の発生が多いことはいうまでもありません。生活習慣病と関係がある、特に動脈硬化をおこす病気と関係がある体力には、持久力(最大酸素摂取量)が挙げられています。また、東京都老人総合研究所の鈴木先生は、寝たきりの原因になる転倒をもたらす要因には、先行する転倒経験の多さや、通常歩行スピードの減少が関係していることを報告しています。一度あるいは数度の転倒を経験すると、その後の転倒に対する恐怖心から、ADLを低下させ、その低下が著しい場合には「寝たきり」になる可能が高いことを指摘しています。健康な身体を「つくる」また「維持する」ためには、反応時間や筋力、バランス機能、感覚、歩行能力などの身体の機能を整えることが必要です。 |
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| ●安全に運動を行なうには ご存知のように日本人の三大死因は、癌・心疾患・脳血管疾患であり、これらの疾患と関係が深い高血圧・高脂血症・糖尿病・肥満は「死の四重奏」として恐れられています。高血圧・糖尿病・高脂血症は、40歳台から急に受療率が上昇し、若年期の生活習慣の影響が危惧されています。また、これらの疾患の潜在を知らず、運動を開始すると、運動中に予期せぬ事故が起こることも心配です。運動を開始する方は、まず「メディカルチェック」(運動を始める前に、体に病気や異常がないか検査すること)を行い、健康度や体力の評価が必要です。特に、軽い病気に罹っている方や、薬を飲んでいる方が運動を開始するときは、メディカルチェックは欠かせません。 |
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●どのような運動を行うのか 平成18年1月14日、医仁会疾病予防センターで第2回健康支援講演会を開催しました。講師は、京都大学内分泌代謝内科 細田公則先生、疾病予防センター管理栄養士泉美江副主任です。「ダイエットを成功させるコツ」をテーマに、122名の参加者に聴講していただきました。 |
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●継続がポイントです 2月4日には、医仁会武田総合病院糖尿病患者会「さつき会」、3月11日には、医仁会疾病予防センターの体力測定会を実施しました。70名の方が参加され、日頃の運動習慣の成果を確認して頂きました。 |
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