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Voice of Chairman
武田病院グループ 地域への貢献をめざして

武田病院グループ理事長

武田 隆久

救急医療から介護まで地域に根ざした医療・介護サービスの充実に力を入れている武田病院グループ。中核病院となる康生会武田病院では地域医療支援病院の承認を受けました。

■康生会武田病院 地域医療支援病院に承認


康生会武田病院(JR京都駅前)
平成18年12月27日、康生会武田病院は京都府知事より「地域医療支援病院」の承認を受けました。地域医療支援病院とは、平成9年12月の医療法改正に伴い制度化されたもので、地域の病院や診療所と連携し、質の高い医療を効率的に提供する地域完結型医療の中核を担う機能を有する病院に位置づけられています。
 具体的には(1)地域のかかりつけ医の先生方から紹介を受けた患者さまに対する専門的な医療の提供や治療後の逆紹介、(2)高額医療機器をはじめ入院ベッドや手術室など院内の施設および医療設備を開放し、地域の医療機関と共同利用できる体制、(3)地域の医療従事者の資質向上を目的とした研修の実施、(4)24時間体制による救急医療の提供――などを通して、かかりつけ医の先生を支援する能力を備え、診療を受ける病院としてふさわしい設備構造を有する病院が都道府県知事より承認を受けることができます。
 医療の世界では現在、質の高い医療を効率的に提供していくために、病院や診療所それぞれが役割を分担し、連携することで地域全体の医療を担う「地域完結型」の医療提供体制の構築が進められています。つまり地域の診療所やクリニックの先生方が、かかりつけ医として、患者さまの日頃の健康管理を行われ、専門的な検査や手術、入院治療が必要となった際には、病院と連携して支えあう――という役割の分担になります。
 地域医療の中心を担う地域医療支援病院としての当院の役割を何卒、ご理解いただければと存じます。かかりつけ医の先生方の紹介や医療相談などについては地域医療連携室が窓口となっています。気軽にご相談ください。
 武田病院では今後、地域医療支援病院として、より一層、地域の皆さまの健康維持に貢献していくことができるように、これまで以上に診療所の先生方との連携体制の強化はもとより、救急医療体制の強化によって、さらなる医療の質の向上に努めていく所存です。

■医療・介護サービスさらなる機能の充実を推進


宇治武田病院(JR宇治駅前)

 以前よりお伝えしておりましたとおり、本年4月1日、いよいよJR宇治駅北側へ宇治武田病院は新築移転いたします。新病院では近畿では初となる最新の放射線治療器「トモセラピー」をはじめ最新の設備を駆使した高度医療の提供はもとより、すべての病床を個室風に工夫するなど療養環境の改善にも力を入れています。特別養護老人ホームやケアハウスなどの老人福祉施設を隣接する形で開設することにより、中宇治地区の医療福祉の中核施設として地域の発展に貢献していきます。
 また昨年から医療法人医仁会が指定管理者として運営を致しております精華町国民健康保険病院では、腎不全などの患者さまの利便性向上をめざして、敷地内に2階建ての透析センター(20床)を4月から新たに開設いたします。透析センターではJR学研都市線「祝園駅」、近鉄京都線「新祝園駅」から徒歩2分という交通アクセスに優れた立地条件のもと、透析治療を必要とされる患者さまへ貢献できるように努力してまいります。
 このように当グループでは今後も地域に密着した医療・介護サービスの提供を推進し、地域の皆さまのニーズに応えることを目指していく所存です。
 今後ともご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。


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