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Essay
年頭所感 「更なる飛躍を」

武田病院グループ会長
武田 隆男

 

日本三景・天橋立。まるで龍が天に舞い上がるように見えることから「飛龍観」と呼ばれる。
平成18年、武田病院グループ開設45周年の記念すべき年の幕開けを迎えました。昨年は大変お世話になり有難うございました。
皆様におかれましても希望に満ちた新しい年を迎えられ心からお喜びいたします。
今年は、診療報酬の引き下げや高齢者の窓口負担を増やす動きもあり、医療の分野は非常に厳しい年になると言われています。
医療提供者と患者さんの両者だけに経済的犠牲が強いられ、その結果、国民の健康に悪影響を及ぼすのではないかと心配しています。我国では、国民皆保険のもと、国民誰もがより安心できる医療を求めています。そして、医療提供者はより質の高い医療を提供する努力を常に行っています。医療分野にとっての逆境をチャンスと捉え、地域医療により貢献する更なる努力が必要と思います。
当病院グループにおきましては、常に未来に相応しい医療・福祉のあり方を捉え、それに向かって計画、実行し、地域の方々にその成果を還元してきました。それを認めて貰ってここまで発展して来たと思います。
昨年、個人情報保護法が施行され、 全国的にいろいろな問題がおこました。しかし、武田病院は、全国に先駆けてプライバシーマークの認定を受け、先進的に取り組んでおります。 また、グループの医療施設ではISO14001を、介護・福祉分野ではISO9001を取得し、更に、各医療施設で第三者評価の更新及び取得をしました。また、各施設とも質の高いリハビリを提供していますが、十条病院のリハビリ機能をより充実し、その名称を十条リハビリテーション病院に改めて意気込みを示しました。
本年は、昨年グループの一員となった東山武田病院は、既存の各科の機能の充実に加え、生活習慣病・抗加齢センターを設置し、多様な取り組みを行います。また、新築中の城北病院の外来棟が近々稼動いたします。従来の健康・美容サポート機能を更に充実するとともにその地域に不足している歯科を新たに設けます。 また、予ねてより計画しています宇治地区の医療・福祉ゾーンの各施設も今年後半から来年にかけて順次完成します。ここでは、宇治武田病院の新築移転と高齢者福祉施設、給食センター、職員寮などを計画しています。特に、宇治武田病院では、従来の機能に人工血液透析やグループの癌センターに欠かせない最新鋭の放射線治療装置などを導入いたします。この他、稲荷山特養の開設、更には、宮津市の太田病院の運営、また、精華町においては、指定管理者として精華町国保病院の運営を始めます。より広範囲の地域医療福祉に貢献することになります。
戌年のキーワードは「まじめでこつこつと。堅実な生き方を好むこと」だそうです。グループ職員は、理事長のもと、「思いやりの心」をモットーに堅実に歩んでいます。本年も、職員誰もが、新しい医療・福祉像を常に考え、話し合い、工夫をこらし、一丸となり目標に向かって邁進していただきたいと思います。

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