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| こころの通い合う医療を | |
| 武田病院グループ 副理事長 康生会武田病院 理事長・名誉院長 社会福祉法人 青谷福祉会 理事長 武田 道子 |
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ところが今の保険制度では、じっくりとお話をするなどと云うことは、むつかしいのが現状です。外来診療は、患者さんの心を開いて頂く為には、何か共通の話題を見出して行くことでしょう。1時間待って3分診療と云われない為には、どのように配慮したらいいのかと考えさせられます。旅行者などでイライラして居られる方には、何か共通の話題を求めて行くことを心がけて居ります。幸いにして郷里の方なら、いろいろな話題も出てまいります。方言などが出て来れば、もっと心が開かれるのですが、私など、遠い昔のふる里の言葉は、もう殆んど出てまいりません。それでも京都は、どちらへ行かれましたか?あそこはネ…と話題はいくらでも出てまいります。 月1回は必ずお顔を見に来るようにしていますなどと云って下さると医者冥利につきるところです。人間は気の持ちようで、かなり病気も左右されます。 今度は、むつかしいでしょう などと答えようものなら病人は生きる力を失ってしまいます。“大丈夫ですよ。しっかり食べて下さいネ 点滴をするより1口でも食べる方がいいのですよ"と申しますと、頑張って食べて下さいます。高令者の方々には もうすぐお誕生日ですネ お元気ですネ と声をかけてあげ長いおつき合いの方などには、ちょっとしたお花等をあげますと、人間関係が変ってまいります。このような診療をしたいものですが、残念ながら、ゆっくりとお話しをすることが出来ないのが現状です。 |
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