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| 2005年6月17日(金) | ![]() |
| 十条病院糖尿病センター 部長 森本 昌親 |
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| 「食べることと健康―メタボリックシンドロームを中心に」 |
| ■生活習慣と健康障害 | ||
| ●生活の変化 ・第二次世界大戦のころは物不足―食べられない苦しみ ・昭和40年ころには景気が良くなり豊作の時代といわれる時代へ ↓ その結果、肥満、高血圧、糖尿病、がん、高脂血症などが増加。これらを基盤とした心筋梗塞、脳梗塞、脳卒中も増加。 中年の働き盛りの人によく起こる―「成人病」と呼ばれ、早期発見・早期治療が叫ばれるように。健康診断が重視される。 ⇒食事や運動、たばこ、酒などの生活習慣が深くかかわっていることが分かってくる。 ●「成人病」から「生活習慣病」へ ●糖尿病の増加 《生活習慣病の定義》(公衆衛生審議会 1996年) ●生活習慣病とされる主な疾患 |
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| ■メタボリックシンドローム | ||
代謝症候群・肥満症候群 !メタボリックシンドロームは心筋梗塞や脳卒中の予備群! ※※メタボリックシンドロームの診断基準について※※ ●肥満はなぜ危険なのか ●肥満による健康障害 ●生活習慣を修正してみる |
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| ■肥満につながる生活習慣 | ||
| ▼肥満につながる食行動▼ |
▼肥満・糖尿病・高血圧を防ぐ 賢い食生活▼ | |
| ・食べ物を見るとつい手をだしてしまう ・おしゃべりをしながらつまみ食いをする ・誘われるといつでもいくらでも食べる ・残り物があると全部食べてしまう ・腹一杯食べないと気がすまない ・一度に口に入れる食べ物の量が多い ・口の中のものを飲み込む前に次のものを食べる ・揚げ物や脂っぽいものが好き ・甘いものをよく食べる ・野菜や海藻をあまり食べない ・味付けの濃いものが好き ・調理済みの食品を多用する ・朝食は食べないか、少ない。夜たっぷり食べる ・夕食が済んだあと何か食べる ・運動したあと飲み食いする
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(1)いま自分は何のために食べるかを考える (2)食べ物の誘惑を遠ざける。食べ物は見えないところに置く (3)きちんとした食事をする。何をどれだけ食べたらよいかを正しく認識する (4)朝食をきちんと食べる。朝食は一日の活力源。朝食抜きは不健康のもと (5)食事をする場所と時間を決める。きまった時間になったら食べる (6)一日二食にするのはよくない。食事はできるだけ三食均等を心がける (7)空腹でないのに食べない。食欲と空腹は違う (8)夕食のあとはお茶以外口にしない。寝る前2〜3時間は食べない (9)質、量ともにバランスのとれた食事 ・主食となる穀物、主菜となる肉・魚類、副菜となる野菜・海藻類がバランス良くとれていること ・何か特別のものを食べていたら健康が維持できるというものではない ・外食のとき、何をどれだけ食べればよいか、概算する習慣を身につける (10)食品の持ち味を活かす。食塩や砂糖を減らす (11)食べ物の種類を豊富に、量より質を楽しむ。いろいろ食べて腹八分目 ・満腹にしなければ満足しないという習慣を改める ・献立の中にカロリーの少ないものを取り入れる (12)時間をかけて調理し、時間をかけて食べる ・食事は調理の時から始まる。おいしく食べるには丁寧な料理を作る ・一口を大切によく噛んでよく味わう。よく噛むと自然に薄味になる ・ゆっくりと食べると食事をしている満足感が得られる (13)宣伝に惑わされるな ・ある特定の食品に特別の価値をおくのは間違い ・どんなに身体に必要な栄養素でも取りすぎれば害がある ・しっかりした知識と意志を持った食生活を送らないと、食べることで健康を損なう恐れがある ・食品が偏らないように心がければ、目新しい情報に頼らなくても健康は維持できる ・身体を作る原料は食物。食べた通りの身体が作られる ・毎日のちょっとした心がけで健康な状態を保つことが可能であり、またちょっとした気のゆるみで健康を悪化させる |
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| ■痴呆との関係 | ||
| あまり症状のない5mm以下の小さなラクナ脳梗塞が痴呆症状と大きくかかわっています。1990年の統計では、全体の21%が脳血管性痴呆、アルツハイマー型痴呆は43%、両方が混じった混合性痴呆6%、パーキンソン症状と記憶力の悪さなどが合併したレビー小体型痴呆17%、その他甲状腺機能低下による痴呆があります。 脳血管障害に対する予防策を講じることで、痴呆症状の約3割が予防できると考えます。 |
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| ■まとめ | ||
| 何事も自分で選択する時代です。 食べ過ぎて病気になるか、気をつけて食べて長生きをするか。 たくさんある食べ物の中から、何を選んでどのように食べるかが重要です。 |
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